通信

高速・大容量、低遅延通信時代など、社会ニーズに応える光学性能。

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光機能事業部
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社会の重要インフラとなる「通信」にさらなる技術を。

スマートフォンやパソコンの普及が急激に進み、インターネット環境は通信の大容量・高速化が必須となっています。さらに今後は5G、6Gなど多接続、低遅延の通信が常識になり、通信は社会の重要なインフラとしてさらなる開発が進むことが予想されます。近年では、アプリケーション操作をインターネット上で行うクラウドコンピューティングも主流となり、データセンターでは発熱や電気消費量の増幅が課題になりつつあります。光技術への需要はますます高まるものと思われ、高度な通信処理のために光学部品の精度向上も求められています。

光ファイバー

より効率的な光の送受信を可能にする光学技術。

光通信に欠かせない光ファイバーはより一層効率的に光を送受信する必要があり、わずかな光の減衰も許されません。
そのため、当社では光ファイバーのコアの端面に反射防止コーティングを提供し、光の減衰を防いでいます。
コアの直径は10~125μmと非常に細く、当社の成膜技術はそうした極小部分への精密なコーティングに定評があります。また樹脂製の被膜を装着した状態でのコーティングにも当社が長年培ってきた低温成膜技術がいかされています。
海底ケーブルにおいては、求められる光学性能のほか、何十年という長期間でもトラブルなく使用できる耐久性も兼ね備えたコーティングを提供しています。

コンポーネント

光学技術で複雑な光の分岐・分配も可能に。

光通信においてはさまざまなモジュールがあります。具体的には、光サーキュレーター、光スイッチ、光トランシーバーなどがあり、いずれも膨大なデータ量を送受信するための光の分岐・分配を行っていますが、データ量の増幅により、光の処理が複雑になっています。
光の向きの切り替えや一定方向への送信を行う「光スイッチ」や「光サーキュレーター」はその構造の中で、光を屈折させる『ハーフミラー』や光を効率的に通すための反射防止コーティングなどが使用されています。
「光トランシーバー」は大容量の情報処理を可能にするために、分波器内で、光通信網から1本の光ファイバーで受信した光を、異なる波長の多数の信号に切り分けて処理します。反対に、多数の波長を1本の光ファイバーにまとめて送信する役目もあり、ここではバンドパスフィルタなどが用いられています。
いずれも使用されるプリズムはサブmm程度の極小光学部品です。中には希少な素材を使う部品もあり、全面コートなどコーティング方法にも工夫を凝らし、製造ロスを軽減させてコストカットにも貢献しています。

ソリューション

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