高出力レーザ用ミラー
高出力レーザ用ミラーの特長
高度な薄膜理論や光学素材の知識に精通した技術者による緻密な設計を実施し、最新のプロセスによる高性能光学コーティング製品をご希望の波長に応じてご提案致します。
また、消耗品などのレーザ保護ガラスにつきましてもご希望とされる波長、基板寸法で製作致します。
高出力レーザ用ミラーの概要
レーザの高出力化に伴い、より高いレーザ誘導損傷耐性をもつ光学素子が求められています。
我々は、基板の研磨状態や、成膜材料、成膜条件などを検討し、高出力レーザ光学系への使用も可能な高いレーザ耐性を持ったミラー、ARコーティングを開発いたしました。
ミラーの膜設計においては、多層膜内に形成される定在波電界強度を考慮し、レーザに対する耐性を高めています。
用途
- 高耐久性を必要とするレーザ光学系など
- レーザ加工機
分光特性例
2波長ミラー(532nm&1064nm)
基板:合成石英
入射角:0°
実測値

ダイクロイックミラー(532nm/1064nm)
基板:合成石英
入射角:45°(p偏光)

ダイクロイックミラー(940, 970nm/1030nm)
基板:合成石英
入射角:45°
実測値

ミラー(355nm/532nm/1064nm)

損傷閾値例
355nm コーティング

532nm コーティング

1064nm コーティング

損傷閾値:評価機関 レーザ技術総合研究所(試験結果であり、保証値ではありません)
活用事例
ソリューション
製品カタログ
提案・開発の流れ
お問い合わせいただいてから、お見積の提示、試作、量産生産までの大まかな流れです。期間は案件によって異なります。
まずはお気軽にお問い合わせください。御社ニーズにあわせてご提案させていただきます。
STEP 01
お問合せ
STEP 02
設計/検討
STEP 03
詳細打合せ
STEP 04
お見積
STEP 05
ご注文
STEP 06
試作
STEP 07
仕様決定
STEP 08
量産生産
よくあるご質問
下記のようなご質問もお気軽にお問い合わせください。
指定の仕様条件を満たすコーティングは可能ですか?
試作の依頼を相談したいのですがどうしたらいいでしょうか?
最低発注ロットはどれくらいからですか?
TLシリーズ・FC-1のデモは可能ですか?
サンプルはありますか?
東海光学が選ばれる理由
選ばれる理由01
1939年創業、世界70カ国以上に展開する眼鏡レンズ専門メーカーが培った世界トップレベルの成膜技術。
選ばれる理由02
1~100㎛の外観品質を制御するドライコーティング技術。
単層~数百層まで、多種多様な多層膜のナノオーダーの膜厚制御。
選ばれる理由03
10,000件以上の案件対応実績。
営業・技術・開発が一体となってお客様の課題に向き合い最適なソリューションを提案。
お問い合わせ窓口
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お問合せください。
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