ナノ構造低反射膜

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東海光学のナノ構造低反射膜は、独自の成膜技術により広視野角で低反射かつ防曇効果を兼ね備えた反射防止膜です。

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営業時間:平日9:00-18:00

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ナノ構造低反射膜「WAB-AR」の特長

ナノ構造低反射膜 Wide-Angle and Broadband Antireflection Coating(以下 WAB-AR)は広視野角で超低反射を実現、かつ超親水性による防曇効果があります。
ホウケイ酸ガラス、石英、各種高屈折硝材、ポリカーボネイト、COC、COP、エポキシ材などへの対応が可能です。
高温(260℃10秒)の環境下でもクラックが発生せず、耐リフローARとしても使用可能です。

ナノ構造低反射膜「WAB-AR」の概要

WAB-AR は、広視野角で低反射、かつ防曇効果を兼ね備えた反射防止膜です。
独自の成膜技術(スパッタリングとウエットプロセス)を用い、表面のナノスケールオーダーの形状や
膜密度を制御することで、可視光から近赤外光までの様々な波長帯域の反射防止膜の作製が可能です。

分光特性

※可視光用ARの例

分光特性の写真
硝材、樹脂レンズに適応した例です。
様々な硝材、樹脂で低反射が可能です。
分光特性の写真
WAB-ARは通常の誘電体多層膜の反射防止膜と比べ、高入射角度でも低い反射率を維持できます。
(420-680nmの平均値)

超親水性・高耐熱

超親水性により防曇効果があります。
高温(260℃10 秒)の環境下でもクラックが発生しません。
そのため、耐リフローARとしても使用可能です。

分光特性の写真
WAB-AR に純水を滴下したときの様子

用途

  • 窓材の内部コーティング
  • スマートフォン、車載カメラ用マイクロレンズの反射防止膜
  • フラットパネルディスプレイのカバー
  • 耐リフローAR(樹脂基板)

*機械的強度は弱く、表面を触ることはできません。密閉空間での使用を推奨します。

製品カタログ

提案・開発の流れ

お問い合わせいただいてから、お見積の提示、試作、量産生産までの大まかな流れです。期間は案件によって異なります。
まずはお気軽にお問い合わせください。御社ニーズにあわせてご提案させていただきます。

STEP 01

お問合せ

STEP 02

設計/検討

STEP 03

詳細打合せ

STEP 04

お見積

STEP 05

ご注文

STEP 06

試作

STEP 07

仕様決定

STEP 08

量産生産

よくあるご質問

下記のようなご質問もお気軽にお問い合わせください。

指定の仕様条件を満たすコーティングは可能ですか?

試作の依頼を相談したいのですがどうしたらいいでしょうか?

最低発注ロットはどれくらいからですか?

TLシリーズ・FC-1のデモは可能ですか?

サンプルはありますか?

東海光学が選ばれる理由

選ばれる理由01

1939年創業、世界70カ国以上に展開する眼鏡レンズ専門メーカーが培った世界トップレベルの成膜技術。

選ばれる理由02

1~100㎛の外観品質を制御するドライコーティング技術。
単層~数百層まで、多種多様な多層膜のナノオーダーの膜厚制御。

選ばれる理由03

10,000件以上の案件対応実績。
営業・技術・開発が一体となってお客様の課題に向き合い最適なソリューションを提案。

お問い合わせ窓口

ご質問・ご相談など、お気軽に
お問合せください。

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